皆既日食が観測されたニュースを観ました。
2024年4月8日、アメリカの広い範囲で7年ぶりに皆既日食が観測されたそうです。晴れた地域では、皆既日食になった数分間、夜のように暗くなったのだとか。
ちらっとニュースで見ただけでしたが、昼間ゆっくりと暗くなっていく様子はなんだか幻想的でした。
皆既日食とは?
月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(あるいは全部)が隠される現象を「日食」と言います。
日食は大きく3種類に分けられます。
- 皆既日食
- 金環日食
- 部分日食
月と地球の距離は日々変化しています。
地球に月が近いときに日食が起きると「皆既日食」となります。
一方、月が地球から遠いときに日食が起きると「金環日食」となります。月が若干小さく見えることになり、月の周りに太陽が環(わ)のようにはみ出して見えるからです。
そして、太陽の一部だけが隠される日食を「部分日食」と言います。
皆既日食や金環日食は、非常に狭い範囲でしか起こりません。
そして、月の動きに沿って起こるので、細長い範囲で起こります。
今回のアメリカでの皆既日食も、南部テキサス州から東部メーン州にかけて、大陸を斜めに横断する範囲で観測されたそうです。
皆既日食が起こると動物は?
皆既日食のニュースの中で、
「暗くなるにつれて、動物たちが寝る場所へ移動していった」
という内容がありました。
皆既日食が起こると、動物はどんな反応を示すのでしょう?
これまでの研究によると、いくつかの報告があるようです。
1991年の部分日食の際、太陽の光が半分になると、セミが鳴き止んだ。
太陽光が半分になり、気温の変化が起きて影響を与えたと言われている。
メキシコで皆既日食が起きた際、月の影でもっとも暗くなったときに、クモはいつもと違う行動を取り始めた。自分たちの巣を破り始めたのだそうだ。
太陽が再び出てくると、また作り始めた。光に照らされていて日食を見逃したクモは、そのような行動は取らなかったらしい。
昼行性の鳥たちが、まるで夜であるかのような行動を取り始めた。
などなど、いつもとは違う奇妙な行動をした動物たちの報告がいくつもあるらしいのです。
ただ、これらの行動が日食に関係しているのか?という点では、不明な部分もあり、否定的な意見もあるようです。
皆既日食とスピリチュアルの関係は?
月の満ち欠けや星に意味があるように、このような天体の巡り合わせは、スピリチュアル的には大きな意味を持つそうです。
皆既日食の持つ良い意味としては、以下があります。
- 新たなスタートへのきっかけ
- 内なる力の目覚め
- 新たな出会いとつながり
皆既日食の持つパワーは、新たな道筋を示してくれたり、出会いや変化の象徴と言えます。
反対に、皆既日食での悪い予兆というものもあるそう。
- 予期せぬ変化の引き金
- 心のバランスの崩壊
- 悪い運命の影響
瞑想やヨガなど、セルフケアを取り入れることでバランスを保つことが大事だそうです。
そういえば、私の知り合いのヨガ講師も言っていました!眠くなったりやたら空腹を感じたり、バランスの崩れ方は人それぞれらしいですが、不調を感じたときは早めにケアしましょう。
私たちにとって特別な出来事だからこそ、持つパワーも大きいようです。
◇◇◇
ニュースでは、
「すばらしかったです。圧倒されて涙が出ました」
という感想も流れていました。
次に日本で皆既日食が見られるのは、2035年9月2日。(見られるのは一部地域、全国では部分日食)
多くても一生に数度のチャンス、次回の皆既日食はぜひ自分の目で見てみたいものです。
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