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満足のいく会話とは?何気ない一言で満足度が下がったできごと

会話のイラスト

みなさんは、旦那さんと「満足のいく会話」ってできていますか?

旦那さんでなくても彼氏やパートナー、友人など、大切な人と、コミュニケーションがとれている!と実感すること、どのくらいあるのでしょうか。

言葉でコミュニケーションをとることって、とても大事だと考えています。人間しかできないことですしね。
伝えたいことは言葉にしないと、と日ごろから感じます。

ただ、「なんか噛み合わない」「しっくりこない」という会話って、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

いくら長い時間を共にした家族や友人との会話でも、「一方通行だな」と感じることがあります。

伝えたいことは言葉にしたはずなのに、なんだかな~と不満が残ることってありますよね。

◇◇◇

特に、男女の会話においてはそのようなことが起こりがちだと感じます。男性は理性が勝り女性は感情優位の脳だから、などの違いがあるせいだと聞いたりもします。

もちろん男性がみんなそうだとは言いませんが、夫と話していると「やっぱり男性は違うよな~」と不満が残ることがあります。

例えば、ついこの前の話です。

とあるパン屋さんで買い物をしたときのこと。
夕方になり割引になっていたパンがあったんですね。その割引パンを買おうと、トレーに載せてレジに並びました。
夕方という時間もありお店は混んでいましたが、レジ担当は若葉マークのついたアルバイトの子でした。
他のスタッフもいらっしゃいましたが、みんなバタバタと忙しそう。そのような状況だったので、なかなかレジが進みません。

ようやく自分の番になり、会計を済ませられました。
が、お金を払った直後、割引パンが割引されていないことに気づきました。レジから離れる前にすぐ気づきましたが、後ろにはお客さんが並んでいます。
数十円のことだし、まあいいか、と思ったそのとき、レジのアルバイトの子が

「すみません、このパン割引し忘れちゃったんですけど、いいですかね?」

と言ってきたんです。

忙しいときだったし、間違いは誰にでもあることだから仕方ない、と思った私ですが、その子の「いいですかね?」の言葉に引っ掛かったんですよね。
やり直せとは言わないけれど、よくはないよなーと。

私は「いいですよ」と言いそのままレジを去りました。
そして帰宅し、その後帰ってきた夫にそのできごとを話しました。

そこで返ってきた言葉は、
「じゃあ『よくないです、やり直してください』って言えばよかったじゃん」
なんですよ!

その夫の言葉に、また「そういうことが言いたいんじゃないんだよ~」と言いたくなる私。
いや、そうなんですけど…そうじゃなくて、というこの気持ち、わかりますか?きっとわかってくださいますよね?

要するに、解決策を聞きたくて話をしたわけではないんですよね。
逆に、解決策を提示されたことで、こちらの満足度はがくっと低下してしまいます。そんな返事を求めて私は話をしたわけではない、と。
解決策の提示は「こういうことがあったんだけど、どうしたらよかったと思う?」とこちらが尋ねたときのみ、と認識してほしい!

そして、さらにその後、
「まあ、そういうことってあるよね」
と言ってきたんです。

そりゃあ確かに、そういうことはよくあることかもしれません。私だって特別めずらしい話だと思って話しているわけではありません。
ですが、「よくある」と安易に一般化しないでほしいのです。エピソード自体はその辺に転がっている内容かもしれませんが、話す人にとっては一つ一つ個別のできごとなんです!

◇◇◇

それこそ、このような話もよくあることで、「『そんなふうに言われたらこういう気持ちになったよ』と伝えればいい」という話かもしれません。 

相手が何を伝えたくてその話をしているのか…ただ共感してほしい、一緒にその場を過ごしたいなど、伝えたいことは話の内容ではないかもしれないですね。

その辺りの言葉でないことに耳をすますのは難しいことかもしれませんが、大事なことだなと思ったできごとでした。

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