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白米より玄米?玄米のメリット・デメリット

玄米

パンとご飯、どちらが好きですか?
私はご飯派。パンも好きだし食べますが、何より白米が大好き。おいしい白米は、おかずなしで食べられるくらい好きです。

でも、白米=糖質のかたまり…。体に悪いわけではないけれど、「糖質ダイエット」という言葉に代表されるように、「太る」というイメージはつきものですよね。

そんな折に、親戚から玄米をいただいたのです。
精米していただこうと思ったのですが、せっかくの玄米、そのまま炊いてもいいかな?と。
我が家は白米に雑穀を混ぜて炊いているのですが、そもそも体のことを考えたら玄米のほうがいいのかな?と思ったのです。

はたして玄米は白米より体にいいのでしょうか?

玄米のメリット

体にいいと言われる玄米。
どのようなメリットがあるのか見てみます。

食物繊維が豊富

玄米100gあたりに食物繊維は1.5g含まれています。玄米に含まれている食物繊維は不溶性。便のかさを増やして腸を刺激する作用があるので、便秘対策になります。

ビタミンやミネラルが豊富

玄米にはビタミンやミネラルも豊富です。精製しないことで、ぬかや胚芽に含まれる栄養が損なわれないからです。

ビタミンB1は白米の8倍ほども含まれています。糖質の代謝に関わるビタミンで、不足すると倦怠感や食欲不振につながります。

骨の成長や血圧、筋肉に関わるミネラルであるマグネシウムも多く含まれています。白米の7倍ほどと言われています。
他にも、カリウムや鉄なども白米より豊富に含まれています。

抗酸化成分が含まれている

米ぬかには、強い抗酸化成分であるフィチン酸が含まれています。
尿路結石の予防になったり、がん予防の効果もあったりすると言われています。
ほかにも、体内の消炎作用、骨密度の上昇、糖尿病予防などの効果があります。

一方で、鉄や亜鉛などミネラルの吸収を抑える作用もあると言われています。

玄米のデメリット

体によさそうな玄米、デメリットはあるのでしょうか?

残留農薬のリスク

白米のように精製せず胚芽を残していることで、ヒ素やカドミウム、残留農薬量が白米より多いと言われています。
炊く前にしっかり研ぐことで、多少除去することもできます。また、炊飯時にも減ると言われています。

胃腸に負担がかかる

玄米には食物繊維が豊富に含まれているため、消化に時間がかかります。そのため、胃腸の弱い人は消化不良を起こす可能性が高いです。
また、白米と比べて硬いので、しっかり噛んで食べないと胃腸に負担がかかりやすくなります。高齢者や乳幼児は注意が必要なのではないでしょうか。

玄米食が向いている人は?

玄米のメリット・デメリットを見てきましたが、玄米を食べることが向いている人はどのような人なのでしょうか?

胃腸が丈夫な人

玄米には食物繊維が豊富に含まれています。そのため、消化に時間がかかります。そのため、胃腸が丈夫な人にはおすすめです。
反対に、胃腸が弱い人、虚弱体質な人、体力が落ちている人には向きません。

減塩したい人

白米と比べて玄米には味を感じるため、薄味のおかずでも満足感が得られやすいと言われています。濃い味付けが好きだけど減塩したい、という人には、玄米を取り入れることで無理なく減塩ができる可能性があります。

水分をしっかりとる人

食物繊維の多い玄米は、体内の水分が少ない状態だと腸で滞ってしまうか猛省も。日ごろから水分をしっかりとっている人は、玄米が消化しやすい環境と言えます。
ただし、水がノンカフェインの水分に限ります。コーヒーや緑茶は入らないので注意。

◇◇◇

体にいいと言われている玄米ですが、メリット・デメリットがあるんですね。

それに、玄米は白米に比べて炊くのに時間がかかるので、毎日炊くのは正直ちょっと面倒くさかったり…。
メリットやデメリット、健康のことも考えて、「できるときに」程度に玄米を楽しみたいと思います!

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