「ちょっと見て」
ある晩のこと。帰宅した夫が一枚の紙を手に話しかけてきました。
「やばい」
見せてくれたのは、会社の健康診断の結果でした。
「どれどれ」
身長、体重、視力、聴力、心電図…この辺りは問題なし。
LDLコレステロール値 ↑
中性脂肪値（空腹時） ↑
血糖値（空腹時） ↑
昨年まで特に異常のなかった血液検査の項目に、赤で↑マークがついているではありませんか。
「中年男性の仲間入りだね～」
わたしがのんきな反応をすると、
「病気になるかも…調べてみたら動脈硬化とか怖い言葉が出てきた！」
と、本人はずいぶんショックを受けているよう。
肥満体型というわけでもないし、あまりお酒も飲まないので余計にショックだったのかもしれません。
おおざっぱなところもありながら、こういう神経質さというか、「気にしい」なところもある夫。
「来月、会社の栄養士さんの面談が受けられるから相談してくる」
まあ、自分の健康に対して注意を払っているのはありがたいことですよね。
栄養士さんとの面談結果
そして翌月、夫は健康診断の結果を持って、栄養士さんの面談に臨んできました。
「なんて言われた？」
私が聞くと…
「コレステロールや中性脂肪がちょっと高めですね。すぐに病院に行くほどではないですが、放置しない方がいいですね。
お肉より魚料理を増やすといいですね。
野菜ももっと摂りましょう。
あと、夕食はできるだけ早い時間にずらせるといいですね。
できれば、運動も始めてみましょう」
食事、運動、生活リズム…栄養士さんのお話は、まさにおっしゃる通りでした。
運動は苦手だけど…
夫は根っからのインドア派。学生時代も体育の授業以外でのスポーツ経験なし。
若いときはそれでも問題なかったけれど、中年に差し掛かった今、少しずつその影響が。
「とりあえずラジオ体操でもする？娘を巻き込めばやれるんじゃ…」
私の提案に、しぶしぶ夫は首を縦に振りました。
よし、パパっ子の娘をどうにか言いくるめよう…！
問題は食事と生活リズム！
さて、問題は食事とその時間帯（生活リズム）です。
夫は仕事柄、帰宅が深夜になることが多いんです。そして、昼食から何も食べず深夜になることがほとんどのようで、帰宅してからがっつり夕ご飯。
私もさすがにこの生活が続くのは良くないな、と思ってはいたんですよね…。
お酒は弱い＆苦手なので飲まないのですが、その分甘いものも食べるし…。
理想は、夕方に何か食べておいて、深夜の食事はできるだけ軽く済ませること。
夫もそこは自覚しているよう。とは言え、なかなか出先だと難しいこともあるみたいで…。
そして栄養士さんから指摘があったように、お肉大好き。魚料理は、私のレパートリーが少ないこともあって頻度少なめ。これは反省です。
「よし！魚料理がんばる！」
というわけで、私は魚料理のレパートリーを増やすことに。
魚料理を攻略するために
さっそく、料理上手な職場の先輩に
「簡単にできる魚料理ってないですか？」
と聞いてみました。
先輩「サバとかブリなら、脂ものっててお肉が好きな男性にも向いてるかも！」
私「塩焼きとか味噌煮ばっかりになっちゃうんです…というか、それくらいしか思いつかない…」
先輩「カレー風味とかガーリックバター醤油はどう？
がっつりな味つけになって満足感あるよ」
私「なるほど！子どもにも喜ばれそうですね！」
先輩「カレー味が好きならカレー鍋に入れちゃうとか。
キムチ鍋にも意外と合うよ」
私「鍋は手軽で良さそうですね。
やってみます！」
まとめ
健康診断の結果をきっかけに、食生活や運動を見直すことになった私たち。
いろいろ完璧にやり続けることは難しいかもしれませんが…できることから少しずつ。
よし、今晩はブリのカーリックソテー、作ります！
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