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ストレスとうまくつきあっていくために【前編】

リラックスしている女性

明日は仕事で、苦手な上司と長時間顔を合わせなければいけない。

明日のスケジュールに憂うつになりながら仕事を終え、幼稚園にお迎えに行くと、娘の機嫌が悪い。友だちと何かあったのか、体調でも悪いのか…話をゆっくり聞いてあげなければと思いつつ、明日の仕事がかなり憂うつな私にはその余裕が生まれず、そのまま帰宅。

帰りの遅い夫に対し、いつものことなのに今日は訳もなくイライラ。深夜近くに帰ってきたらきたで、開口一番「あー疲れた、腹減った」にイライラ。
私だって疲れてるんですけど?早く寝たいんですけど?

◇◇◇

ストレスは生きている限り誰にでも必ずあるもの。どんな生活をしていたってつきもの。
なくそうとするのは無理ですし、見ないふりをしたり感じないようにするのはかえって不健全。

とは言え、そのままストレスを受け続ける、ということも無理。
「うまくつきあう」とはよく言うけれど、実際どうすればうまくつきあえるのか?と思いますよね。

大きなストレスがかかると胃腸が悪くなったり、もともと、ストレスには弱いと自覚している私。
年齢を重ねて図太くなってきた部分もあるけれど、今日のように、ささいなストレスでも積み重なると爆発しそうになります…。

家族や周囲の人のためにも、そして自分のためにも、「ストレスケア」って大事だなと感じるようになってきました。

◇◇◇

でも、「ストレスケア」って具体的にどう始めればいいのでしょうか?

いくつか調べていく中で、これは私に合っているのでは?と感じる方法を発見。
それは「書くことで自分に向き合う」という方法。「認知行動療法」のひとつです。
※認知行動療法:認知に働きかけて気持ちを楽にする心理療法の一種。考え方のバランスを取って、ストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていく方法。(認知行動療法(CBT)とは|認知行動療法センター (ncnp.go.jp)より)

自分のストレスは何かを知る

まず、自分は何にストレスを感じるのか?を知ること、そして、そのストレスでどのような反応をするのか?に気づくことが第一歩だそう。

知ること、気づくことには「書き出すこと」が有効。頭の中だけで考えていると、いつまでもぐるぐると同じことの堂々巡りだったりしますよね。私はよくあります。そんなぐるぐる思考やモヤモヤした感情を書き出していくことが重要なのだそうです。

確かに、頭の中だけで考えていたことを文字にする、という作業をするだけで、ちょっと客観的な視点で自分のことが見られそうだなと思います。

このように、自分の内側で起こっている反応を書くことで外に出して可視化することを、専門用語で「外在化」というのですって。

ストレスに感じたことを書き出す

というわけで、今日、ストレスだなと感じたことを書き出してみました。

①明日、苦手な上司と長時間仕事をしないといけないことがわかった。あれを注意されるんじゃないか、これについて指摘されるんじゃないか…などの不安。

②娘のお迎えに行って、いつもは先生や他のママたちと少しおしゃべりするのを、早く帰りたいがあまり、話しかけられる前にさっさと帰宅してしまった。こんな日もある、と思いつつ、ちょっとだけ自己嫌悪になる。

③帰宅直後の夫の言葉にイライラ。私のことも労ってほしいと思う。でもそういう時に限って自分の意見が言えなくなる。

ストレスでの反応を整理する

ストレスに感じたことを書き出したら、次はそれに対する自分の反応を書き出していきます。
ストレス反応は、認知(自動思考、ぱっと思い浮かんだ言葉)、身体反応、気分・感情、行動、の4つに分類できるそう。

先ほど挙げたストレスのうち、①について見ていくことにします。

  • 認知:わ、嫌だ…また何か言われるかもしれない、準備しとかなきゃ
  • 身体反応:気持ち悪くなる、動悸がする
  • 気分・感情:不安を感じる、焦燥感、憂うつ
  • 行動:これまで注意されたことを思い出して、同じことを言われないように準備する

◇◇◇

長くなりましたので、次の記事に続きます!

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