突然ですが、家族まるごと胃腸炎になりました(泣)。
いや、つらいですね、胃腸炎…。
私自信はあまり罹ったことがなかったので、これが胃腸炎か!と苦しみました。
幸い、私以外は軽症で済み、一日ゆっくりしていたら回復していったのですが、私は発熱までして二日間はぐったり…。
いつもの頭痛までひどくなり、さんざんでした。
さて、そんなときの食事。
食欲はないけど、かと言って何も口にしないのはよくなさそう…。
胃腸を休ませながら回復を助ける、胃腸炎のときの食事について調べてみました。
脱水予防に、まず水分補給
何を口にしても吐いてしまう、もしくは下痢してしまう…なんてときも、脱水症状を防ぐために、まずは水分補給を行いましょう。
(少しの水分さえも受け付けずすぐに吐いてしまう、というときは医師に相談を)
嘔吐や下痢で体内の電解質のバランスが崩れてしまうので、ナトリウムやカリウムなども補給できる飲みものにしましょう。
うちは大塚製薬のOS-1を常備しているので、そちらで対応しました。
近年は、冬はインフルや胃腸炎、夏は熱中症対策にとドラッグストアなどで年中売られていますよね。
専用の飲料でなくても、500mlの水に砂糖20g、塩1.5gを混ぜたものでもOKです。
食べられるようになってきたら
水分補給ができ、食欲が出てきたら、何をどのように食べればいいのでしょうか?
消化の良い食べ物を選ぶ
薄味でやわらかく、調理されているもの(生ものでないもの)を選びましょう。
うどんやおかゆ、薄めのみそ汁、スープ、プリンや豆腐などがおすすめ。
肉であれば脂身を避け、細かく切ると消化がよくなります。
魚は白身魚を煮たものがいいでしょう。
温かいものをゆっくり食べる
冷たい食べ物より温かい食べ物のほうが胃腸に負担が少ないです。
豆腐なら冷奴ではなく湯豆腐にするなど、工夫してみましょう。
ただ、冷たいゼリーやヨーグルトなどが食べやすいと思ったときは、食べ過ぎない程度であればOKです。
甘いものなら果物を選ぶ
甘いものを食べるなら、果物がおすすめです。
砂糖の使われている食品は胃腸に負担がかかりやすいと言われています。
りんご、バナナ、スイカなど、食物繊維が少なく、水分の多い果物を選ぶようにしましょう。
避けたほうがいい食べ物
逆に、胃腸炎のときに避けたほうがいい食べ物は、以下の通りです。
- 揚げ物、脂質が多く含まれている食べ物
- 辛いもの、スパイスの多いもの
- アルコール
- カフェイン
- 食物繊維の多く含まれている食べ物
消化に時間のかかるもの、胃腸の刺激になるものは避けたほうがいいということですね。
コーヒーは、逆に消化を促進して下痢をしやすくする働きもあるのだそう。
食物繊維を避けたほうがいいというのは、ちょっと意外!?
きのこやキャベツは、食物繊維が豊富なため消化に時間がかかるので、胃腸炎のときは控えましょう。
また、果物でも酸味のある柑橘系は刺激になるので、やめておいたほうがいいでしょう。
みかんは缶詰などがおすすめです。
これらの食べ物は、食べられるようになってきた回復期はもちろん、治ってから一週間程度は避けたほうが無難でしょう。
◇◇◇
というわけで、しばらく質素な食事が続いた我が家。
薄味のおかゆやうどんには、正直飽きてきました…が、食べるとまだ調子が悪くなりそう。様子を見ながら少しずつ食事メニューを戻しています。
調べていて少し驚いたのは、バターやマヨネーズは少量ならば胃腸の負担にならない、ということ。
やわらかいフレンチトーストは、牛乳や卵でタンパク質もとれるので優秀なメニューなのだとか。
これなら食欲の戻ってきた子どもにも喜ばれそうですよね。
胃腸炎になってしまったら、安静にしてまずは水分補給。そして消化のよい食事を少しずつ。
全快までもう少し…治ったらフライドチキン食べるぞ!
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