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乗り物酔いの予防と対策!子どもでもできること

バス

娘の通う幼稚園で、バス旅行があります。
旅行と言っても近場なのですが、娘はどうやらあまり行きたくない様子…。

理由を尋ねると、「バスに乗ると気持ち悪くなるから」とのこと。
娘は乗り物酔いしやすいので、「長時間バスに乗る=酔う、不快」と感じていたみたいです。

私も幼い頃はバスや車で酔うほうでした。
特に、新車独特のにおいがするような、乗り慣れていない車に乗るとテキメン。揺れがどうとかというわけではなく、どちらかというと嗅覚の影響が大きかったように感じます。
大人になってマシにはなりましたが、新車のにおいは今でも苦手。

せっかくのバス旅行、できれば「楽しみな予定」と思っていてほしいもの。
子どもにもできそうな、簡単に軽減できる方法があったらいいのに…。

乗り物酔いとは

乗り物酔いとは、乗り物に乗ったとき、揺れや加速度などにより現れる一時的な不快な症状のこと。
主な症状は吐き気、めまい。「動揺病」や「加速度病」とも呼ぶらしい(初めて聞いた!)。

比較的女性に多く、子どもの場合は5歳~15歳くらいの年代で乗り物酔いを起こしやすいそう。
成人になると自然と起こさなくなることが多いそうですが、私のように成人しても続く場合もあるようです。

乗り物酔いの原因

では、その原因は何なのでしょう?
乗り物酔いの原因は、三半規管・小脳の混乱と、自律神経の乱れにあります。

乗り物に乗って長時間揺れを感じたり、急停止や方向転換、加速など、いつもと違う動きを感じ続けると、空間識が崩れ、限界を超えた刺激として脳に伝えられるそう。
その結果、自律神経の働きが乱れてしまうことになります。

自律神経が乱れると、胃や心臓などの内臓の働きに影響を及ぼします。
そして、結果的にめまいや吐き気などの不快症状が現れます。
このような症状が出ているとき、私のようににおいの刺激も加わって、さらに症状が増すこともあるのだとか。
新車やガソリンのにおいも、日頃と違う刺激ですものね。

乗り物酔いをしてしまったら

一番の対処法は、乗り物から降りて外の空気を吸うこと
でも、船や飛行機ではそうもいきませんよね。
そんなときの対処法としては、以下のような方法があります。

  • 遠くの風景を眺める
  • ベルトを緩めたり、ボタンを外したりして衣服を緩める
  • 窓が開けられる場合、窓を開けて新鮮な空気を吸う
  • ペパーミントティーを飲む
  • 吐き気があるときは我慢せずに吐く

吐いたほうがいいんだ!もしものためにビニール袋を用意しておくことは、安心にもつながりそうです。

乗り物酔いを予防するには

効果的な予防法としては、乗り物酔いの薬を飲んでおくこと
心理的に安心でき酔いにくくなる、という効果もあります。
その他にできることとしては、以下の通りです。

  • 前日は十分に睡眠をとり、体調を整える。
  • 軽食をとっておく。ただ、食べ過ぎないようにする。
  • 進行方向を向いた座席、窓側の座席、運転席近くなど揺れの少ない座席に座る。
  • 適度に会話をしたり、リラックスする。
  • 下を向いたままの姿勢を長く続けない。

自律神経の乱れが原因、とあったように、リラックスしておくことは大事なのですね。
そして、下を向いてスマホや読書、はやっぱりNGです!

子どもでもできそうなことは

というわけで、楽しくバス旅行に行ってもらうため、できそうなことをまとめてみますと…

  • 前日は早めに寝かせる
  • 朝は消化の良いものを食べさせる
  • 席を選べるようであれば、運転席の後ろや窓際などを選ばせる
  • ゆったりした服装で行かせる
  • 「楽しいよ」「気持ち悪くなっても大丈夫だよ」と安心できる言葉を掛けておく

これから先、長時間バスや電車に乗ることはもっと増えていくはず。
バスに乗ることが、楽しい思い出のひとつとして、上書きされたらいいなと思います。

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