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器用貧乏はやっぱり損?私の思う「器用貧乏のデメリット」3つ

「たいして勉強していなさそうなのに、いつもテストの点数はだいたい良い」
「仕事の飲み込みが早くて、一度説明しただけでひと通りはできるようになる」
「趣味はいろいろあるけれど、ある程度なんでもこなせる」
あなたのまわりにそんな人っていませんか?
あまり苦労せず要領よくなんでもできる、いわゆる「器用貧乏」という人ですね。

辞書で定義を調べてみると、次のような定義が出てきました。

「何事にも器用であるために、あちらこちらに手を出し、いずれも中途半端となり大成しないこと、また、そのような人」
「何事も一応はうまくできるために一事に徹底せず、かえって大成しないこと、また、そのような人」

参考:器用貧乏(きようびんぼう)とは? 意味・読み方・使い方 – 四字熟語一覧 – goo辞書

「なんでもできる器用なすごい人」という良い意味ではなく、「なんでもできるけどどれも中途半端」というようなネガティブな意味でつかわれることが多いようです。

目次

私は器用貧乏なのか?

突然ですが、私は地域の合唱団に入っています。練習は週に1回あるのですが、仕事や家事、子育てとあるとなかなか毎週参加することが難しくて。加えて、疲れているとついサボってしまいたくなったり。

そういうわけで練習の出席率は悪かったのですが、じゃあみんなより全然歌えないかというと、そういうことでもないんです。

なぜか?それは私が器用貧乏だから。
曲にもよりますが、音取りは1回でだいたいできるし、外国語の歌詞でもなんとなくすぐ読めるし、とりあえずは歌えるようになるんです。

「とりあえずは歌えるからいいか」と思うと練習をサボっていたら、今日、ついにそのツケが回ってきました。
今日は遠方から偉い先生が見えてご指導くださったのですが、私が本当はあまり歌えていないことが、まあバレるバレる。
「これくらいできるからいいや、と思ってしばらく練習に来なかったら、みんな本当は自分よりきちんと練習してできている、ということがわかりましたね」
などと言われてしまい、恥ずかしいやら情けないやら。先生にも申し訳ない。
これはいけない、と思いました。

私の思う器用貧乏のデメリット

結局、中途半端に終わる

言葉の定義にもあったように、そして私の今日のできごとのように、中途半端で終わってしまいます。
中途半端で終わったものは自分のものになっていないので、自分に自信がつかないよな、と思います。

究めるものがない

要領がよく、少し学んだり練習したりすればある程度できてしまうのが器用貧乏。
つまり、すぐに上達してしまうため「究めよう」と粘り強く取り組むことが少ないようです。
また、上記と共通する部分もあると思うのですが、中途半端で終わり自分のものになっていないので、そのような意味でも究めるものがないと言えるのではないでしょうか。

都合よく使われる

これは本当に私の個人的な思いですが、会社なんかではどの業務もある程度はできるため、都合よく使われるなあと思うんですよね。
さまざまな業務がこなせる、というのは、魅力なのかもしれませんが、都合のよい存在と捉えることもできるかもしれません。

器用貧乏から脱出するには

今日、久しぶりに合唱の練習に行って、自分の器用貧乏ぶりが悪い意味で露呈してしまった私。

私の場合、「この程度できるからいいや」と考えてしまったことが一番の原因だと思われます。
また、他のことにすぐ興味が湧いて、「これくらいできたから次はあれをしよう」などと手を出してしまうことも原因かもしれません。

「ここまでできたけど、まだ上達できる部分もあるから頑張ろう」
「他のことに手を出す前に、もう少しこれをやり続けてみよう」
とりあえずこの2点を意識して、器用貧乏卒業を目指そうと思います。

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