学生の頃、私は英語が好きでした。リーディングもライティングも好きでしたし、他の教科に比べて比較的得意なほうでした。
洋画や洋楽に親しんでいたり、ラジオの英語講座の類が好きで、聴く習慣があったからかもしれません。
しかし、社会人になり「英語を勉強する」という習慣はなくなりました。
もちろん洋画や洋楽は好きでしたが、学生のときほど時間がゆっくり時間は取れなくなりました。
ラジオの英語講座もしかり、です。他に興味のあることもありましたし、仕事に関する勉強もしなければならなくなりました。
仕事で英語を使うことは年に数回程度。そのタイミングがやってくるたび、「ああ、英語は継続して勉強しておきたいな」と感じるのですが…喉元過ぎればなんとやらで、日々の忙しさにまぎれて、その思いもいつの間にか忘れてしまうことがほとんどです。
学生時代は熱心に勉強していたけれど、大人になってからは全然…このような人は私だけではないのでは?
自分に必要でないものは捨てる
「大人が英語学習を行うために必要なことは、捨てること!」
先日、このような文言が目に留まりました。
大人が英語学習をするうえで認識しておかないといけないことは、
「大人の学習と子どもの学習は違う」
という前提があることだそう。
子どもの学習は「将来役に立つことを勉強する」という前提であることに対し、大人の学習は「問題の対処のために勉強する」ということが前提なのだ、とのこと。
つまり、仕事で英語の勉強が必要、という場合でも、受験勉強のように「単語帳の単語をすべて暗記する」というように勉強する必要はありません。
「来月のプレゼンで、この商品について英語で説明できるようになる」などの明確な目標を立てて、その目標を達成するために逆算してやらなければならない勉強をする、という学習方法が向いている、ということです。
発音は気にしなくていい
発音、気になりますよね。英語になじみのない日本人であればなおさら。何より、しゃべるならネイティブスピーカーのような発音がカッコイイに決まっています。
しかし、なんと「発音だけにこだわっていては、ずっと英語が話せないままになる可能性が高い」らしいのです!
いわゆる「カタカナ英語」でも、伝わればOK!
発音の上手下手よりも、コミュニケーションがとれるかどうか、自分の言いたいことが伝わっているかどうか、のほうが大事です。
そもそも、英語の発音は大人になってから矯正することは困難なのだとか。オバマ大統領が来日した際の通訳の方が、そのように断言しているそうです。
年齢は関係ある?ない?
もう○○代だし、若いときのようには勉強できない…そんなふうにあきらめてしまうこともあるかもしれません。英語学習に年齢は関係あるのでしょうか?
答えは(ほぼ)ノー。
確かに、大人になると子どものときのように「自然にインプットする」という能力は落ちてきます。放っておいても聞いているだけで記憶できる、というわけにはいかないようです。
ですが、大人は子どもと違って論理的に考えることができますし、抽象的な概念も理解できます。知識や常識を英語学習と組み合わせることは、上達のカギにもなりえます。
実際、とあるスピーキングテストにおけるスコアの伸びを分析してみると、世代の差はほとんどなかったのだそう。きちんと勉強していれば、年齢は関係なく上達できると言えそうです。
◇◇◇
英語学習といっても、教室に通う方法もあれば、アプリでスキマ時間にさくっと、という方法もあり、さまざま。
英語ができるだけで年収も違うらしいので…せっかく得意だった英語、目標を定めてまた勉強しようかな。
映画を観ることとか、ハードル低めの目標をまずは達成させたいと思います。
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